良質の

ポップと言うと、日本の70年代や80年代に流行ったシティポップを思い浮かべる。大滝詠一さんをはじめとして、山下達郎や、松任谷由実など、都会的で洗練されたサウンドのことをそう呼ぶと解釈しているのだが、最近ぼくが気になっているアーティスト「nulbarich」もシティポップという文脈で語られているアーティストだが、シティポップというものははっぴいえんどシュガーベイブの登場以降、日本の音楽の中で綿々と受け継がれていっているジャンルだと思う。90年代でもキリンジ堂島孝平朝日美穂など、良質なシティポップを奏でるアーティストはけっこういて、車谷浩二の「AIR」もオルタナにかぶれていた以降の作品、東芝EMIに移籍してからの作品は、個人的には良質なシティポップと言っても差し支えがない曲たちだったと思う。

というわけで、今日はnulbarichの「kiss you back」

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シティポップでもあるし、ソウルやAORのような感覚でも聞くことが出来る曲で、非常に好きな一曲だ。