天才とは彼のような人を言うのだろうと思う。
増岡弘さんが亡くなったそうだ。増岡さんと言えば、多くの人はサザエさんのマスオさんやアンパンマンのジャムおじさんを思い浮かべるのだろうと思う。
ぼくが増岡さんの声で印象に残っているのは、中村一義が1stアルバム「金字塔」のラストの方で、「永遠なるもの」から3曲つながって終わる最後のおまけトラックで、マスオさんの「僕の人生はバラ色に変わったー」というセリフが入ってくるのが非常に印象に残っている。
というわけで、今日は中村一義の「永遠なるもの」。しかもこのMVはその一連の流れを聴くことができるバージョンになっている。
よくよく考えたら100s以来、まともに彼の音楽を聴いていない気がする。
デビュー時にはとんでもない天才が現れたもんだと思ったもので、「犬と猫」はその年の自分内ベストチューンだった。
彼のようなミュージシャンがまた現れてきたら、日本の音楽もまた面白くなっていきそうなものだけどね。