働き方は幾通りでもあるはず。

何かといろいろ言われている、堀江氏のこの発言ですが、ぼくは概ね彼の意見に同意で、収入が低いなら高くなるように武器を作ればいいし、世の中には昼間会社で働いたあとに、収入上げるために、夜、飲み屋で働いてる人なんか山の数ほどいるんですよ。

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このダブルワーク、トリプルワーク当たり前の世の中に、腑抜けた事言うなって思うよね。ぼくだって今は働けなくて無収入だけど、体が動くならダブルワークでもトリプルワークでもやって金稼ぐよ。これだけテレワークテレワークって言われてる世の中なんだから、いいテレワークをぼくも見つけたいけどね。

 

というわけで今日は80年代のサッチャー時代のイギリスに表れた、労働者階級の味方のように扱われたザ・スミスの「hand in glove」

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もし、今の日本にこんなバンドが表れたら、一気に支持を集めそうな気はするね。

スミスの出現もイギリスの労働者階級の若者が抱える絶望と閉塞感を代弁するようなモリッシーの詞と歌い方が支持されて人気を得たところもあったからね。

羨ましい。

悪友が転職のための研修で現在東京在住なのだが、その研修の期間中にマニックストリートプリーチャーズの5枚目のアルバム「this is my truth tell me yours」のリリース20周年を記念した来日公演に行くことができたらしい。マニックスと言えば今や英国の国民的バンドと言っても過言ではないが、デビュー当時は最高の二枚組アルバムを出してすぐ解散するだの、ビッグマウスと言うか問題発言を連発したり、何かとお騒がせなバンドで、しまいには今でも名盤と名高い3rd「holy bible」リリース直後に、人気メンバーだったギターのリッチーエドワーズが突如失踪、行方不明になるというセンセーショナルな話題も提供してしまった彼らであるが、リッチーがいなくなっても音楽面での影響はなく、その後も良曲を発表し続け、英国の国民的バンドの地位まで手に入れたのだから恐れ入る。

実はマニックスの曲は我が日本でもアサヒビールのCMで「everything must go」が使われたりして、彼らの曲を聴いたことがある人も多いバンドなのだ。

このバンドも前回のブラー同様、90年代のブリット・ポップブームでは非常に人気を集めていたバンドで、今回の来日ライブのセットリストでも5th完全再現後のトリの一曲となっていた「motorcycle emptiness」は1stアルバムに収められた一曲で日本でも非常に人気が高い曲であった。

というわけで今日の一曲は昨日のマニックス来日ライブのトリで演奏された「motorcycle emptiness」。

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個人的にも非常に好きな曲で、邦題の「享楽都市の孤独」というタイトルも非常に秀逸だと思っている。しかもこの曲は横浜や渋谷など日本で撮影されていることでも話題になったのだ。できれば生きているうちに一度は彼らのライブに行ってみたい。一度死にかけたからこそ余計に思う。

 

それではまた次回。

私の青春であった。

先日引っ越してきたときの荷物を置いてある家に、いるものを回収しに行き、衣装ケースの中からblurのTシャツを見つけた。90年代ブリットポップブームにどっぷり浸かっていた者としては外すことができないアーティスト。ブリットポップを代表するアルバムとして、3rdの「PARK LIFE」が彼らの代表作と一般的には思われていると思うが、個人的には2ndの「modern life is rubbish」が非常に彼ららしく、とても英国的であったアルバムだと感じている。このアルバムのオープニングチューン「for tomorrow」をはじめ、後のブリットポップブームに繋がっていく英国ポップらしい曲がアルバムを通して収録されており、このアルバムからブリットポップシーンが生まれていったと言っても過言ではないと思っております。しかし、本来彼らがこのアルバムの前に自信満々で発表したシングル「ポップシーン」が反応が芳しく無く、彼らは方向性を模索し始めます。そして生まれたのが2nd以上に英国らしさを前面に出した3rdアルバム「PARK LIFE」だったというわけです。つまりこの2ndとポップシーンというシングルの評価・評判が芳しくなかったことが彼らをブリットポップモンスターに変えていったと言えるでしょう。

というわけで、今日は彼らのいろんなきっかけとなった一曲、ポップシーン。

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正当に評価されない自分たちや、当時のイギリスの政治に対する不満、鬱屈した空気などを一気に爆発させた曲ということで、そういう曲に辟易していたイギリスの評論家たちにはあまり相手にはされなかったらしいですが、

今聴いてもこのギターとメロディーは心踊ります。

それではまた次回。

13日の金曜日。

今日は13日の金曜日である。

13日の金曜日といえば、ホッケーマスクを被った殺人鬼ジェイソンが出てくるスプラッター映画をまっさきに思い浮かべる人も多いだろう。

なぜ13日の金曜日が不吉な意味を持つのか、それはキリストが磔にされたのが13日の金曜日と言われているかららしい。そのためキリスト教の影響が強い英語圏や欧米において、古くから迷信として不吉であると言い伝えられてきたことから、忌むべき日という風潮が広まり現在のような扱いの日になったようだ。

しかし、時は流れ、キリスト教の影響も少ない我が日本や我々乃木ヲタにとっては、

13日の金曜日と言えば、やはりこの曲のことである。

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先日卒業した乃木坂の中でも元気印で知られていた斉藤優里(ゆったん)がMVなどでセンターを務め、この曲と言えば彼女というイメージを持つファンも多い曲で、曲調も非常にポップでガーリーであり、彼女のキュートさとよくマッチした一曲です。彼女が卒業後のアンダーライブで誰がセンターを務めるのか、非常に楽しみでもある曲です。

いやいや、the whoの曲である。

先日、某SNSの音楽グループで「ババオライリー」の話が出て、この曲ってMR.BIGの曲ですよね?という話になった。若い方かと思ったら、そうでもない。たしかに日本で売れていたMR.BIGを知っていたり、HR/HM好きだった人たちにとってはそういう印象が強いのかもしれない。しかしこの曲は誰がどう言おうとTHE WHOの曲なのである。

THE WHOの代表的なアルバムである、1971年に発表した「フーズ・ネクスト」のオープニングを飾る、ヘヴィなサウンドの曲で、そういう性質を持つこともあり、先述のMR.BIGをはじめとしたハードロックバンドにも好まれ、よくカヴァーされていたりもする曲です。

THE WHOの曲がハードに変容したのはこの曲が収録された「フーズ・ネクスト」の前にリリースされた、彼らにとっての初のライブ・アルバムであり、名盤と呼ぶ人も多い、「ライヴ・アット・リーズ」で聴かせたヘヴィーなサウンドが好評だったからだとも言われています。

 

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それではまた次回もよろしく。

夏の風物詩

高校生くらいまでは毎年出していた暑中見舞いだけど、今年、久しぶりに暑中見舞いを作って印刷までしていたのをようやく出した。もうすでに暑中見舞いではなくて残暑見舞いなのだが…来年からは残暑見舞いでデザインして印刷するかなぁ。

そんな夏の風物詩で夏の一枚と言えば、大滝詠一さんの「A LONG VACATION」なのですが、今年の暑中見舞いはこのアルバムジャケットをイメージしてデザインしたものでした。

 

たしかによく夏場はこのアルバムのアナログ盤を聴いていたものでしたが、学生時代から夏の一曲、一枚としてよく聴いていたのは「bridge」でした。その名前を聞いたことがある人も多いと思いますが、カジヒデキがベースで参加していたネオアコバンドです。

そんな彼らの曲の中でも夏を感じさせて好きな夏イメージの曲が、

この「ウォーターメロン・ビキニ」。

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小山田圭吾主催のトラットリアレーベルのアーティストだっただけにフリッパーズ直系のネオアコサウンドで非常に好きなバンドでした。

気になる方はまだ販売されてるのかわからないけど、ベストアルバムとも言える「Best Of Trattoria Years」という一枚が彼らのサウンドを非常によく堪能できる上に入門編としてもおすすめの一枚なので、ブックオフや中古屋で見つけたらぜひゲットすることをオススメします。

 

それではまた次回もよろしく。

無事に過ぎそう

昨日から台風10号に踊らされていた日本列島ですが、一部台風の中無茶した人たちが被害被った報道などありましたが、全体的に見て、甚大な被害はなく通り過ぎてくれそうな予感。ぼくが病気をするまで住んでいた愛媛県では平成30年に西予市を中心に甚大な被害が発生したけど、今まで個人的に台風の被害などを経験したことがないのは幸いなのか。いや、一度だけ台風被害で楽しみを奪われたことがあったな。そうあれは97年の第一回フジロックフェスティバル。九州から出発する時点でもう天候が怪しくて、途中のコンビニで雨合羽やポンチョなどを購入して行ってたにもかかわらずほとんど役に立たない状況だった。会場の天神山スキー場までのシャトルバスが出る富士吉田の駅に着いたときからけっこう雨が降り始めて、行くときからけっこうテンションが上りきれない状況だったんだけど、会場入りしてメインステージを目指してたらfoo fightersの「モンキーレンチ」が流れてきて、そこで超テンションが上ったのを覚えている。

というわけで今日は

foo fightersの「Monkey Wrench」。

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地面が超ぬかるんでて、移動しようと思ってもひざくらいまで地面に埋まってしまうような状況だったけど、第一回のあの雰囲気を体験できたのは非常に貴重だったと思う。結局2日目の方が本格的に台風がやばくて中止になって、楽しみにしていたweezerbeckが見られなかったのが残念だったけど。

 

それではまた次回。